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2018年度大学生コンサルティングコンペティション(ConCom2018)

目次

◇課題提供企業

課題提供企業
ConCom2018_1.png

(株)ちきたく

◇課題

課題

「現在の展示会を超える成果を生み出す新たな販促手法の創出」

 

ただし以下の制約条件を満たすこと
・ターゲットは売り上げにつながる相手であること(認知度・理解度を向上させる対象は,あくまで取引先となりうる相手(顧客,代理店)にとし,一般個人に対する認知度向上は含まないものとする)
・実現可能な内容であること
・予算は50万円

◇ゴール設定

ゴール設定

現在は1回の展示会で50万円の投資をして2000万円の成約を得ているため,その費用対効果を超える手法を提案すること.
また,提案の際にはそれぞれ以下の点について根拠をもとに提案すること.

1. 展示会の費用対効果を上回る販促手法の開発

​  「予算50万円に対し成果2000万円」という現状に対し,それ以上の費用対効果が得られるよ

  うな展示会展示内容であることを示す.

  なぜ提案手法で現状以上の受注がとれるのかを示す.

2. 展示会の成果を上回る他チャネルでの販促手法の提案

 

  どうして提案する手法のチャネルを使うと,展示会よりも費用対効果が上がるのかを示す.

 

3. 「ちきたく」ブランドの認知度向上ないし地下水熱利用の理解度向上に対する施策

  (1)企業名「ちきたく」の認知度アップにつながる施策の提案の場合

   企業の「認知度」というのはどのようなものであるかを示し,どうして提案施策が「認知

   度」を向上させ,売り上げに貢献できるのかを示す

 

  (2)地下水熱利用の認知度や理解度アップにつながる施策の提案の場合

   地下水熱利用の「認知度・理解度」というのはどのようなものであるかを示し,どうして提

   案施策が「認知度・理解度」を向上させ,売り上げに貢献できるのかを示す

◇優勝案

優勝案

優勝チーム:ATK

顧客が再生エネルギーを利用した空調システムの導入を検討する際に,同程度コストを削減できるのかをシミュレーションして算出することができれば検討材料となることを提言した.
そして,見積もり依頼をしなくてもウェブ上で簡易にできる契約診断ツールを提案した点が評価された.

◇最終成果

最終成果

顧客が再生可能エネルギー空調システムを検討するうえで,ウェブ上で簡単にシミュレーションを算出して検討材料としてもらうこと,展示会で興味を持ってもらうことの2つを目指した.

ウェブ上でできる契約診断ツールは,過去の導入事例のデータから算出するアルゴリズムを構築し,ウェブシステムの企業との打ち合わせも行った結果,簡易版の作成まで行った.
また展示会の施策については,ビンゴカードやチャート図を用いることで,再生エネルギーを利用する空調システムの導入を検討しやすいような工夫が提案された.アクションパート期間中に行われた展示会では,実際にビンゴカードの配布や展示ブースの改良を行ったことで成果を上げることができた.

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